PL保険継続時の注意点

PL保険は「1度加入すれば終わり」という種類の保険ではなく、毎年更新の時期がやってきます。

ほとんどの保険は1年ごとに更新を行わなければならず、その度に更新手続きが必要となります。

ただし、「更新が必要」ということは決して悪いことではなく、貴社の事業内容や事業規模などに変化があった場合、その変化に対応するチャンスだという受け取り方もできます。

いっぽうで契約更新に関わるトラブルが起こる可能性もありますので、注意が必要です。

一番、気を付けておきたいトラブルとしては「PL保険の契約を更新できない」「かろうじて更新はできるが、保険料が高額になってしまう」という場合です。

その理由としては「過去に保険金を請求する回数があまりにも多いから」ということが考えられます。

PL保険に加入するとともに、「できるだけPL事故が起こらないよう工夫・配慮などを重ねる」ということも必要でしょう。

PL事故が起こった際、被害者に対して金銭的な補償ができることがPL保険のメリットですが、少なくとも事故が起こったことで貴社の企業イメージが損なわれますので、できるだけ事故はないほうがいいものです。

また、PL保険に加入していても、事故の規模・内容によっては「補償を受けずに自社内の預貯金等で対応する」という選択もできます。

損害保険会社の担当者・代理店の中には、保険金を受け取るかどうかという選択も含めて、事故後の対応について相談に乗ってくれるケースもありますので、契約更新のことも考えて最良の選択をしましょう。

また、PL保険に加入した時点と、PL保険更新の時点で、貴社の業務内容や企業規模が変化した場合、既存の契約をそのまま継続するのではなく、必要な補償内容に合わせて契約を見直したほうがいい場合もあります。

さらに、損害保険商品も次々と新しいものが発売されていますので、場合によっては新商品への切り替えを考えたほうが良い場合もあるかもしれません。

契約更新の時期には、「書類を書けばいい」と考えるだけではなく、保険契約全体の見直しを行う機会ととらえるのも良い方法でしょう。

そのためには、損害保険会社の担当者・代理店には積極的に様々な相談をしましょう。

契約更新の案内だけを一方的に送ってきて、貴社の状況などを一切確かめないで済ませようとする担当者・代理店よりは、更新の時期に合わせて様々な相談に乗ってくれる担当者・代理店のほうが信頼できると言えるでしょう。

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