事業を始めるならPL保険への加入を

PL事故というのは「企業や個人事業主が事業を行っている間はいつでも起こる可能性がある」という種類のものです。

そのため、PL保険で補償を得ておくべき時期とは「PL事故が起きる可能性のある事業を始めたら、できるだけ早く」ということが理想です。

PL保険だけに限らず、様々な保険には「免責期間」というものがあり、加入してから一定の期間が過ぎるまでは、PL事故が起こったとしても補償を受けることができません。

そのため、できるだけ早めにPL保険への加入を考えましょう。

「預貯金があれば、保険への加入なんて必要ないのでは?」という考えもあるかもしれません。

ただ、仮に1000万円、1億円といった金額を預貯金で確保しようとすると、事業をある程度の期間継続し、利益を上げ続けるという必要があります。

いっぽうでPL保険に限らず、保険というものは「加入して免責期間が過ぎると、すぐに契約した金額分の補償を得られる」ということが特徴です。

事業を始めたばかりで、十分な蓄えを得ていない時期にPL事故が起こると、数千万円?数億円の損害賠償金を支払わなければならないという場合もあります。

まだ利益が上がっておらず、資金繰りが苦しい時期ほど「保険料の支払いをするのがつらい」と思ってしまいがちですが、そのような時期にはPL事故が起こった場合の損害賠償金を負担しきれないのではないでしょうか?

そのためにも、資金繰りが苦しい時ほど、PL保険や種々の賠償責任保険を活用していくべきだと言えるでしょう。

最近は、趣味の延長、副業などの形で気軽に起業を考えるという人も増えていますが、その場合にもPL保険への加入が必要となる場合があります。

PL事故が起こった場合に責任を負うべき立場になったら、できるだけ早くPL保険に加入しましょう。

「どうしても保険料が気になる」という人は、業界団体や商工会議所などが運営するPL保険もありますので、活用してください。

さらに、小規模企業であっても、PL保険だけではなく様々な企業向け保険への加入が必要となるかもしれません。

特に「賠償責任保険」の必要性は、非常に高まっています。

労災事故で従業員が怪我をした場合や、通行人など第三者に損害を与えてしまった場合などには、その損害賠償金が多額に上ってしまうことがあります。

事業をスタートするならできるだけ早めの段階で、損害保険に加入して補償を得ること、損害保険会社という事故対応のパートナーを得ておくことが重要でしょう。

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