企業経営とリスク

企業が経営を続けるには、利益を上げることも大事ですが、様々なリスクについて知り、その対策を立てておくということが必要です。
PL保険に加入するのは「PL事故が起こってしまった場合の金銭的なリスクに対応するため」「弁護士などの専門家に依頼するなど、事故対応を保険会社に任せることで、経営者が本業に専念できるようにするため」などの目的があります。

しかし、PL保険だけですべてのリスクをカバーできるわけではありません。
たとえば、企業が保有している事業用の財産が、損壊、盗難、火災などで損失を被った場合の損失は、火災保険などの保険に加入してカバーする必要があります。
企業の従業員が、勤務時間中に事故にあったり、病気になったりした場合には任意労災や上乗せ労災を活用する必要が出るでしょう。

食品業界など「PL事故を起こしてしまった場合には、休業を余儀なくされる」というケースもあり、また他の業界でも「火災が起こったために、しばらく仮店舗などでの経営を強いられてしまう」ということもあります。
この場合には休業補償保険などに加入しておくと良いでしょう。
どの業界でも、「PL保険だけですべてのリスクをカバーできる」ということはありませんが、業界ごとに「どの保険を重要視すべき」ということが異なってきます。
貴社の事業内容を正確に把握した上で、その業界に詳しい保険会社の担当者、ファイナンシャルプランナー、あるいは中小企業診断士など、信頼のできる人に保険の設計について相談するといいですね。

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