リコール保険は必要か?

リコール保険は、リコールを行った場合に、それにかかる費用を補償してくれる保険で、支払われる保険金の内容は次のようなものがあります。

●リコールの告知を、新聞・雑誌・テレビ・ラジオなどで行うための費用
●消費者に電話・FAX・郵便などで告知するための費用
●生産物を回収する際の輸送費用
●代替物を発送するための費用
●欠陥のあった生産物を廃棄するための費用
●生産物の回収に際して、一時的に倉庫などを借りるための費用
●リコールにあたっての人件費や交通費、宿泊費など
この内容を見ても分かるように「リコールする」と決まった場合には、かなり多額の費用が掛かりますし、手間暇なども煩雑になりますので、できるだけリコールをしないで済むような体制を作る必要があります。
ただ、どんなに注意をしていても、リコールの必要が出てくるケースはあります。

PL保険とリコール保険というのは、内容が似てはいるのですが、PL保険が補償するのは「PL事故が起こった場合に、損害賠償責任を負担することで生じる損害」です。
リコールというのは「まだ事故が起こっていないが、将来起こる可能性がある」という場合にも行うことがありますので、PL保険だけでは、その費用がカバーされない場合がほとんどです。
さらに、工事業など「リコール」はない業界もありますので、絶対にリコール保険が必要かどうかは、一概に言えません。
PL保険の必要性についての不安や疑問は、保険会社の担当者や代理店などに相談して、納得した上で契約する・しないを決めましょう。

« PL法で定める「欠陥」とは? | ホーム | 【主契約と特約】 »

このページの先頭へ