輸出事業とPL保険

PL保険をはじめとする「誰かへの賠償責任を果たすための保険」というのは、金銭面での安心を得られることももちろんですが、事故後の対応などを保険会社と共に進めることができ、安心感が得られるということが大きいです。
輸出事業を行っている企業は、万が一海外でPL事故が起こった場合には、損害額がばく大となることと、現地の法律がどうなっているのか、現地の言葉での裁判などがどのように進むのかが分かりづらい、という可能性もあるでしょう。

その場合、海外PL保険に加入することで、「現地の法律に明るい弁護士」「現地の言葉で裁判に臨んでくれる弁護士」を、保険会社側が手配してくれるというメリットが得られます。
海外PL保険に加入することのメリットは、金銭的な安心だけではなく、「日本以外での対応」を保険会社に任せることができる、という点が大きいですね。

輸出事業を行っているなら、ぜひとも海外PL保険は活用していきたいのですが、「どの保険でもいい」というわけではありません。
たとえば「どの国に輸出しているのか?」「将来は輸出先を広げていく計画があるのか?」といった点を考えて、対応してもらえる保険を選ぶという必要もあるのです。
一方で「特定の国にしか輸出しない」「将来も同じように事業を続けていく」という場合は、保険料などのことも考えて、保険商品を選ぶ必要があるでしょう。
海外でのPL訴訟で敗訴した場合には、損害賠償金額が多額になりますので、くれぐれも「事故の際に、必要な補償が受けられなかった」ということだけは、ないようにしましょう。

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