製造業とPL保険

そもそも「PL保険」とは、生産物賠償責任保険を略したものであり、製造業の皆さんにとっては欠かすことのできない保険と言えます。
貴社が製造した製品に欠陥があったことによって、他人の身体に怪我を負わせてしまったり、死亡させてしまったり、あるいは財物を損壊してしまったという場合に、消費者が損害賠償を請求しやすい状況になっています。

実際に裁判となるケースが増えているので、PL保険には必ず加入しておきたいと言えるでしょう。
日本では、たとえば食品製造業や飲食店業などの「食中毒などの事故が一度あると、経営上の打撃を受ける」とわかっている製造業の加入率は高いのですが、その他の業種では製造業といえども、 加入率が低いと言われています。
これは「なんとなく大丈夫だと思うから」「誠心誠意、お詫びをすれば被害者も分かってくれるから」など、漠然とした理由があるとともに、保険料の支払いが「もったいない」と感じる経営者の方が多いのかもしれません。

ただし、PL訴訟にまで発展してしまうケースというのは「企業側に、誠意が見られない」と消費者が考えている場合 が多いです。
保険に加入していることで「費用の心配がない」とわかっていればこそ、迅速にPL事故対応ができるものですが、保険に未加入で、どのような対応をしても良いものかが、わからないという企業ほど、対応が後手に回り、消費者への印象が悪くなってしまうものです。
PL保険に加入して被害者への対応を迅速に行えるようにしておきましょう。

« PL保険と食品業界 | ホーム | 販売業とPL保険 »

このページの先頭へ