化粧品とPL保険

化粧品の製造や販売を行っている企業・個人事業主の皆さんは、「いったんPL事故が起こった場合には、PL事故への対応だけではなく、リコールの必要が出てくる場合もある」ということを、心して頂きたいと思います。

化粧品に関するトラブルというのは、異物混入、容器の性質の問題で異臭がするようになった、容器が破損したなどが考えられるとともに、消費者側のアレルギー体質や使い方の不備などの問題も同時に考えられ、「迅速な対応」をしなければ、事態がどんどん大きくなってしまいます。


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そして、企業側にPL法上の損害賠償責任があると裁判で認められた場合は、治療にかかる費用や慰謝料などがばく大になりがちですので、その分だけ企業側の負担も増します。
さらに、製品の自主回収やお詫び・注意喚起の広告掲載などのリコール費用がかかってしまいます。

そのため、食品業や化粧品業のためのリコール保険を発売している保険会社もあるくらいです。

化粧品というのは、商品同士の競争が非常に激しくなっており、消費者も「過去にトラブルがあった会社の化粧品は、なんだか使いたくない」という気持ちがあります。
せめて、トラブルが起こった際には迅速な対応を行うことで、企業イメージの低下をできるだけ防ぐということを、考えなければなりません。
そのためにも、PL保険やリコール保険に加入しておくということが必要ですし、このような訴訟に強い弁護士との関係を、保険会社を通して作れるようにしておくことも、大事ですね。

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